LINE@のメッセージ機能を最大限活用するための3つのコツ

他のSNSがやや外向きな傾向がある一方、LINEは内向きな傾向があります。それは、LINE自体が家族や友人とのコミュニケーションツールとして主に用いられているからです。

そのためLINE@でも、お客さんへのメッセージは、硬い敬語を使うよりも、親しみのある言葉や絵文字、スタンプを使うほうが場に馴染んでいます。距離感の近い言葉を使うことで、短期間でお客さんとの間に人間関係が構築できます。それは、来店率の向上やクーポン券を発行した際の反応率に寄与するはずです。

これは、他のSNSにはないLINEならではの特長と言えます。では、この特長を踏まえたうえで、さらに効果的にメッセージを送る方法を3つお伝えしたいと思います。

 

コツ1 メッセージの配信頻度は週に一回を目安にする。

LINE@は一般的な開封率が60%程度です。だからといって、調子に乗って毎日を送れば、お客さんからウザがられ、ブロックされてしまいます。メッセージは、週に一回ぐらいがベストです。

ただ、例外もあります。
ファンの人ばかりだとか、マニアの集団だとかであれば、週に数回送るのもアリです。私のクライアントではありませんが、毎日配信しているサロンもあるそうです。

LINE@のメッセージは、開封率が計測できます。週に一度送って何%の人が反応するか? 週に複数回送って何%の人が反応するか? など、マーケティングのテストをしてみてもいいでしょう。

 

コツ2 メッセージにはオファーを用意する

メッセージで集客する文章をつくるときは
1:キャッチコピー
2:オファー
3:アクション

の三本柱が必要になります。

例をあげます。

あなたが、美容室の経営者なら

1:キャチコピー
→今話題、脱色して痛んだ髪を一晩で補修する○○オイル再入荷

2:オファー
→プレミアム会員5名様まで無料でお試し可能

3:コールトゥアクション
→今すぐここに、お電話ください

この三つの中で、最も大切なのはオファーです。
できれば、安易な割引ではなく、おまけなどを用意してください。

以前、居酒屋を営むクライアントに、一番人気の料理を一品おまけとして提供するよう提案しました。オファーをメッセージに打ち出したところ、多くのお客さんが反応してくれたそうです。

また、オファーはファーストビューに書くようにしてください。ファーストビューとは、スクロールしないで見える範囲のことです。ここで関心を持たれなければ、お客さんは続きを読んでくれません。

 

コツ3 アンケートを活用して、個人メッセージを可能にする

LINE@はアンケートを送ることができます。この機能を上手く活用すれば、有益な情報が手に入ります。

アンケートは、お客さんをリサーチする重要な機会になります。お客さんの要望を知ることができたのなら、それは会社の財産です。商品開発やオファー作りに活かすことができます。

それともう一つ、アンケートを実施するメリットがあります。
LINE@は、友達登録してくれただけでは個人宛にメッセージを送ることができません。個人宛にメッセージを送るには条件があります。その条件とは、お客さん側からあなた宛てにメッセージを送ってもらうことです。一度でも送ってもらえば、個別にメッセージが送れるようになります。

では、どのようにしてお客さんからメッセージを送ってもらえばいいのか。ここで、アンケートが役立ちます。アンケートの質問に返事をメッセージしてもらえれば、その時点で個人宛にメッセージが送れるようになります。

個人宛にメッセージが送れるようになったら、フォローに活かしてください。特に常連客には、一対一のメッセージは喜ばれます。特別なオファーを付けたメッセージを送れば効果は絶大です。ぜひ、活用してください。



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