できる人のスケジュール管理

先輩から叱られてばかりいた僕が「忘れていた」「時間がない」「ミスしていた」を防ぎ、お客さまから絶対の信頼を得ることができるようになった、スケジュールの立てかたをお伝えします。


1.ひとまず1冊のメモに記入します

電話でのやりとり、会って話したこと、ふとした気づきなど、スケジュール帳に書き込む前に、ひとまず1冊のメモに記入します。 1冊にまとめておくと見落としがなく安心です。人と会って話すときもメモを取りながら行なうと、相手に安心感を与えることができますから一石二鳥ですね。

そのあとでメモを見ながら次の行動。
例えば商談の日時やそのために準備することの内容をスケジュール帳へ落とし込んでいきます。スケジュール帳へ移したメモの部分は線を引いて消しておきます。


2.スケジュール帳にすべて書き込む

予定やそれに付随する内容はすべてスケジュール帳に書き込み、これさえ見れば一日の予定が自動的に進んでいくようにします。
たとえば商談が一週間後にあるとします。まず商談の日時を入れますね。それから

◇パンフレットや見積書等を用意
◇質問について答えられるように調べる
◇同行する担当者との下打合せ
◇商談のストーリーの組み立て

このような準備をいつするか日時を決めて十分な準備ができるように時間を確保します。商談がうまくいくかどうかは準備次第で決まります。


3.毎日これから先のスケジュールに目を通す

一日に一回これから一週間先までのスケジュールをチェックすると、あわてることもなくミスを二重に防止できて安心です。時間に余裕を持たせると、抜け落ちていることに気付いたり、商談についてひらめくことがあります。


4.プライベートの予定もいっしょに書き込む

プライベートの時間が充実してこそ質の高い仕事ができます。
たとえば大切な人の誕生日とそれに向けての準備。食事に行くのならばどんなお店がよいか希望を聞いて予約を手配する。プレゼントはいつ一緒に見に行って、花はどこで買うのかとか。 スケジュール帳に書き込んでひと月前から準備すると満足度は最高に高まります。『相手を大切に思う』と書くことにひと手間かけることができます。



営業応援コンサルタント 山口 忠信 氏のホームページはこちら



このページの先頭へ