分かりやすい説明を可能にする漫画販促ツールと事例
あなたはビジネスシーンやプライベートで、「分かりやすい説明」が必要だと感じたことはありませんか?
例えば、あなたがインターネット回線に新しく加入しようとした際、「他社と何が違うのか、申し込みはどうしたらいいのか」など、その分かりにくさにイライラしたこともあるのではないでしょうか? そして、その分かりにくさは「買いづらさ」にもつながるのではでしょうか。それらの問題を一挙に解決してくれるのが「漫画」です。
今回は、漫画を活用した分かりやすい販促の事例を二つご紹介します。
一つ目は、知⼈の⼥性が通販で化粧品を購入した時の話です。注文した商品と送られてきた説明書は「漫画」で描かれていたそうです。また、その化粧品のWebサイトには、商品毎に商品説明用の漫画が用意されており、商品の概要から効果まで描かれていました。その⼥性は、漫画を読んで自分の肌の悩みに合う商品を購入できたそうです。
つまり、詳しい説明が必要になる商品の場合でも、漫画を活用すれば、短時間で、どんな⼈に向けた商品なのか、商品を使用することでどんな効果が得られるを、あなたの代わりに分かりやすく説明してくれます。分かりやすい説明は、お客様のためでもあり、あなたの仕事を効率化してくれる販促ツールにもなります。
二つ目は、税理⼠の⽅から税務サービスを漫画にしてほしいと依頼された時のことです。
税理⼠の仕事は他事務所との違いが分かりにくいと⾔われ、その差別化のためにマンガを活用したいとのことでした。そして、どんな⽅が利用するサービスなのか、またそのサービスを利用することで、どんなベネフィット(便益)を得られるのかを表現しました。それを事務所のホームページに、サービス紹介として載せることで、お客様から非常に分かりやすいと喜んで頂いたそうです。
漫画のメリットは、目に⾒えないサービスを視覚化することによって、商品を使ったお客様が、どんな未来になるのかを追体験をすることができます。お客様は自分がその商品(サービス)を使うことを想像できなければ、購入したいと思うことはありません。つまり、漫画による説明の分かりやすさも差別化のポイントになるということです。
まとめ
漫画は団塊世代から子どもまで幅広く読まれており、九州大学や京都精華大学などでは「漫画学」という学問として研究されています。それだけ、漫画が身近な娯楽であり、奥深い文化として捉えられています。そして、漫画の特徴である、読みやすさ、理解度の⾼さなどを、ビジネスシーンでも販促ツールとして活用することができれば、効果も大いに期待できるでしょう。
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