『人(自分)の活性化』その5

『人(自分)の活性化』の5回連載のコラムもいよいよ最終回となりました。

人(自分)を「活性化」させるということは、「今まで使われていなかった“何か”に刺激を与え、使われるようにすること」と第1回のコラムで書きました。

「今まで使われていなかった“何か”」とはいったいなんだったのでしょう? それは、あなたの「無意識の思考」です。思考の3つのパターン”思考のクセ””思考の枠””思考の二面性”についてお話をさせていただきました。
あなたの「無意識の思考」を自分で意識することで刺激を与えられるのです。再度復習してみましょう。まず“思考のクセ、「でも」「だって」「難しい」「どうせ」は意識して言わないようにする。自分で「でも撲滅運動」を実施してみるといいかもしれません。最初は、ともかく意識して言わないようにする。これが一番大事、必ず習慣が変わってくるはず。

次に”思考の枠”、あなたが無意識のうちにしている人の話を聞くときに、自分の考えを思考してしまうことをやめる。これも。最初は意識しないとなかなかできません。ただひたすら、その人の“ありのまま”を受け入れて人の話を聞く習慣をつけてください。必ず思いもしなかった気づきがあります。

3つ目は”思考の二面性”。「小魚を食べないと大きくなれないよ」の“不安の動機づけ”による“ないない思考”から「小魚を食べると大きくなれるよ」の“可能性の動機づけ”をする“あるある思考”に言葉を発する時、意識して変えてみましょう。必ず周囲の人にいい変化があるはずです。

“無意識の思考”を意識することにより、コラムの最初にお話しした感情に変化が現れ、また感情の変化から思考に変化が現れ、行動が必ず少しずつ変わってきます、そうすれば成果が変わってきます。

いよいよまとめです。
あなたのいままでの“無意識の思考”を意識して変化させることにより「今まで使われていなかった“思考”に刺激を与え、いままでになかった思考が使われるようにすること」が『人(自分)を「活性化」させる』ことになるのです。

『人(自分)を「活性化」させる』について5回連載でコラムを執筆させていただきました。今回のコラムは「人を活性化する」ほんの入り口について記載しました。みなさんもご存じの通りここに記載したことが簡単にできればみんなやっていますよね。そう、実はもっと人の思考は奥深いのです。私がいま学んでいる『場活(人と組織を活性化する)』は、人の思考の奥深いところを学んでいます。また、なにかの機会でこのコラムを読んでいただいた人と繋がりがもてることをとっても楽しみにしております。

このコラム執筆の機会をいただいた深井貴明さんに感謝するとともに、5回のコラムを根気強く読んでいただいた「あなた」に感謝します。


場活師の宮沢友幸氏のホームページはこちら


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