『人(自分)の活性化』その1

最近、「活性化」という言葉をよく目にしたり聞いたりします。
ウィキペディアで調べてみると『使われていなかったものに刺激を与え、使われるようにする様子を表す語』と記載してありました。 人(自分)を「活性化」させるということは、「今まで使われていなかった“何か”に刺激を与え、使われるようにすること」となります。
では、人(自分)の使われていない“何に”刺激を与えたらいいのでしょう? ズバリそのヒントは、「普段意識していない、人(自分)の潜在意識にあります」。

人には「顕在意識」と「潜在意識」があるのは知っていると思います。
顕在意識とは、『自分が自覚している意識のこと』をいい、潜在意識とは、『自分が自覚していない(又は自覚できない)意識、無意識のこと』をいいます。人の意識を占める割合をいうと、顕在意識は全体の10%で、残りの90%は潜在意識なのです。
海の上の氷山も、海面上に見えている部分が10%、海面下の見えていない部分が90%と言われています。それと人の意識も同じです。これを『意識の氷山モデル』とよく例えられています。

人(自分)を活性化するためのヒントは、普段使っていない(自覚していない)この潜在意識に刺激を与えることにあります。どうやって、刺激を与えるのか、ここでちょっと切り口を変えて考えてみましょう。

ビジネスやスポーツの世界でよく言われる「成果」。 日常生活でも成果について考える機会があります。
「成果」はどうやったら上げることができるのでしょうか? 「成果」を上げるためには、まず「行動」を起こさないといけないことは誰でも知っている当たり前のこと。よって、成果を上げるために会社やスポーツの世界などは行動を厳しくチェックします。
例えば、「今日は何件営業に行った」とか「グラウンドを何周ランニングした」とか。それは、チェックする側は行動や成果は目に見えて(数値化できる)のでチェックしやすいのです。
しかし、行動を起こすという根本がわかっていないのに、無理矢理、行動をいくらチェックして激を飛ばしてもいい成果が上がるわけがありません。そして、日常生活においては行動を起こさないといけないのはわかってるけど、なかなか行動を起こすことができない人もいると思います。

では、行動を起こすという根本。
どうしたら「行動」が起きるのでしょうか?

次回は、潜在意識に刺激を与えることにより人(自分)は「行動」を起こすということについてお話したいと思います。



続きはこちら。
『人(自分)の活性化』その2


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