第1回 普通のビジネス名刺では、仕事に繋がらない!

■ある異業種交流会での出来事

先日私が参加した異業種交流会でのこと。隣にいた初対面の方から、名刺交換直後にいきなり体験会のチラシを渡され、「この日空いてますか?」と尋ねられました。すでに予定が入っている事をお伝えすると、すぐに次に人と名刺交換、そしてチラシを渡す…。時間中ずっとこれを繰り返していらっしゃいました。
実際、どこの誰かもわからない人が開催する、しかも自分に対してどんなメリットがあるのかわからない体験会に参加しますか?これでは、どんなに沢山の名刺を配ったとしても、体験会に参加する人はいないでしょう。

逆に私の場合、同じように名刺交換をした場合、例えば「儲かる名刺ってどんな名刺なんですか?」と聞いてくださいますので、簡単に説明させていただきます。そこから会話が盛り上がり、「今度セミナーやりますが、ご案内しましょうか?」と言うと、「ぜひ!」という事になり、実際にセミナーへ参加いただいています。

この差は、一体なんなのでしょうか?

実は私の名刺は、次の事を意識して制作しています。
1)一瞬で何屋さんか、わかる。
2)自分がどんな役に立てるのかが明確
3)自分の人となりが伝わる。

だから私の名刺を見て、興味のある人は、相手の方から話しかけてくださるのです。
相手が興味のある事に対しての説明は、売り込まれたと感じられません。


■名刺は100%見てもらえる最強の営業ツール

名刺は、名刺交換の場では、ほぼ100%受け取ってもらえる、しかも見てもらえる最強の営業ツールです。しかし、普通のビジネス名刺では、その100%見てもらえる千載一遇のビジネスチャンスを逃しているんです。

あなたの名刺は、こんな名刺になっていませんか?
・会社名、肩書き、名前、連絡先しか伝わらないアドレス帳のような名刺
・顔写真が入っていない名刺、入っていても証明写真のような名刺
・オシャレすぎて、何屋さんかわからないイメージ先行型の名刺

もし上記に該当するようでしたら、ぜひ名刺を作り変えてみてください。
名刺交換の場が、ビジネスチャンスに変わります。
次回から、具体的な作り方をお伝えします。

 

今後の予定は、

第2回:名刺が勝手に営業する名刺設計法

第3回:一瞬で何屋さんか伝える方法

第4回:名刺から信頼・共感が生まれる方法

第5回:行動を起こさせる名刺の「クロージング」設計法





儲かる名刺コンサルタント古土慎一氏のホームページはこちら

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